こんにちは!
副編集長・F澤です。

さて、今回の「九大文学部性の本音」は
・どうして文学部へ?
・高校生の時と違うことは?
・大学生の勉強とは?
を中心にお送りします!

※まだPart1を読んでいない方はこちら!
 



九大生が自分の学部・学科がどんなところか本音で語る覆面座談会です。
今回も、前回に引き続き文学部の学生四人が語ってくれます。
では、どうぞ。


■プロフィール
谷口 4年生女子。4月からは就職。
菊池 3年生男子。主に肉体系バイトと部活に明け暮れている。
江夏 2年生。ふわっと系女子。
森川 1年生男子。なぜか工学系のサークルに所属している。


■文学部生の志望理由
――なんで文学部を選んだんですか?

森川 僕は歴史をやりたかったので。
江夏 歴史っていうのが高校生の時のイメージと違ってくるなと思ってて、高校時代はもとある歴史を覚えていく形だけど、大学での歴史は自分から発掘していくというか。自分で文献を探しながら、歴史をどう解釈するか、というのを考えていますね。
森川 高校までの歴史は歴史家が作った歴史を学ぶ学問で、大学の歴史は自分で作っていく学問だって聞いたことがあります。
菊池 おー。名言っぽい(笑)

――じゃあ、高校生までに当然覚えておかないといけない歴史は当たり前に覚えていないといけないんだね?

森川 はい。
江夏 私も歴史が好きで、九大のオープンキャンパスに来てみて、○○史(身バレ防止のために伏せてます)ってどうかなって思ってたら、○○史が独立してあるのは九大だけみたいなんですよ。

――おー。珍しいな、とは思ってたけどこれって九大だけなんだ。

江夏 九大の研究施設とかも△△政府(同じく、身バレ防止のための伏せ字)から支援してもらったりしてるらしいです。高校時代に△△の成史問題とかに興味を持って、もっと学びたいと思ったので。

――みんな、割とちゃんとした理由があって入ってるんですね。(笑)

谷口 私は将来なりたいことっていうのがなかったんで、でも理系は違うかなって思ってて。それなら高校時代からずっと本が好きだったので文学部がいいかなって思いました。
菊池 ベタ……。(笑)
谷口 まあ、そうですね。最初は他の学部でもいいのかなって思ってたんだけど、いざほかの学部に入るとたぶん文学部に嫉妬すると思ったから文学部に行こうかなと。
江夏 嫉妬ですか?
谷口 うん。本当は文学部に興味があったのに、っていうか。いいなあ好きなことがやれて……っていう気持ちになるだろうなあ、と思って。
菊池 僕はとある田舎の山の方にいたんですけど、高校入試ミスっちゃって、めっちゃ頭悪い高校で偏差値40台のとこに入ってしまったんですよ。ほんとにこんなとこで、やばいと思って。このままじゃやばいと。

――それで九大を。

菊池 はい。完全にネームバリューで九大がいいと思って選びました。

――文学部にしたのはどうして?

菊池 数学苦手なんで経済はないな、と思って(笑) で、文学部なら行けるかなって思って選びました。


■高校生の頃と大学に入ってから
――文学部に入ってみて、イメージとのギャップってありますか?

谷口 先生によって自由度が違ったりするので、自分の好きな形で学べるかどうか、しっかり調べてからじゃないと満足できないかもです。

――と言うと?

谷口 たとえば研究対象になる本の種類が決まってたりするんです。いつの時代の作品までしか扱わないとか、こういうジャンルはやらないとか。私は熊大のオープンキャンパスに言ったときにそのことを知って。それからきちんと調べたんです。事前調査は大事ですね。
森川 僕たちの研究室は好きなのやっていいよって感じです。教授はほぼ関わらないというか、なんかよくわからないというか。
江夏 やっぱり東アジア系やりたい人にはおすすめですね。福岡っていう地理的なこともあると思うんですけど、九大には東アジア系の研究をしている先生が多いのと、留学先の大学が多いですしね。
森川 留学したくて文学部に来る人は多い感じがします。
江夏 確かに。東アジア系に限った話ではないですけど、多いですね。

――じゃあ、大学に入って「どんなことがやれるのか」ってことを知っておくといいのかなあ。高校生のときに。

江夏 そうですね。
谷口 私は趣味で学部を選んだんですけど(笑)、実際に入ってみて、ほんとに趣味を突き詰めるだけで勉強がすすんでいくので、これでいいのかな、みたいなことは思ったりしますね。

――なるほど。

谷口 あと、みなさんが思ってるほど本好きが集まってるわけじゃないみたいですね。

――あっ、そうなんだ。

谷口 はい。意外とみんな本読まないんだ、っていうのは入ってから驚きました。
菊池 うんうん。
谷口 結構本は勉強として捉えてる人が多いみたいですね。文学部がみんな本を読んでるわけじゃないんですよ。
江夏 そうですね。

――高校のときにやっとけば良かったことってありますか?

一同 沈黙

――高校生までの勉強は関係ない?

森川 ……ですね。(笑)
谷口 英語はやっとけば良かったってなることが多いかもしれませんね。英文(学)だと英語で書かれた文献を読むことは多いので。言語は基本的に自分で勉強してこいって感じなので、英語を勉強したいと考えて文学部に来るのはおすすめはしないですね。英語は読めて当たり前の感覚で進んでいくので。
菊池 思ったのは、高校時代の歴史とか地理とかって、教養として身につくじゃないですか。こういうところが文学部の研究にとって背景になることとも多いので、教養を身につけるのはいいかもしれませんねぇ。
谷口 そう、教養ですね。ないならないで支障はないし、知らないなら知らないで卒業はできるんですけど、やっぱりあったほうがいいなって思うことは多いんですよね、結構。

――具体的には、って言われても難しいですよね?

谷口 うーん。そうですね、でも、そういうのは入ってからでもできるかもしれないですね、大学に。文学部は自分の勉強をしたり、本を読んだりする時間は結構あるほうだと思いますし。
菊池 自分の時間の使い方は結構大事かもしれませんね。一年生のときに少人数セミナーで社会学をとってたんですけど、自分で教養を勉強しとかないと、全然レポートかけないみたいな。


■文学部生の勉強
――大学の勉強って忙しいですか?

谷口 私はもう専攻の授業はないですね。さすがに少ないと思って2つ聴講してます。文学部は基本ほったらかされるので、気づいたらやばいな……みたいな人はいますが。

――卒論があると思うんですけど。

谷口 自分で聞きに行けば相談に乗ってくれるけど、基本的に先生からいついつ来なさいとかの招集はないですね。
江夏 あんまり教授から自分たちに接触はなくて、自由にやりなさいって感じなんです。本当に学生が困ったときは来てくれますけど。
谷口 でも先生を頼る時も少し難しくて。卒論の構想がわかりませんっていうのじゃ教授も何も答えようがないので、具体的に質問が出来る準備が大事ですよね。委ねられてる感がありますね。

――ちゃんとやる人としない人で差が生まれちゃうのかな?

谷口 でも留年はないんですよ。
菊池 研究室留年はありますよね?

――えっ、どういうのですか?

菊池 私が説明させていただきます!(経験者は語る顔) 2年生になる時に研究室が決まるんだけど、必要な単位が足りないから研究室を選べないで、とりあえず2年生になる状況ですね。

――形式的には2年生になれるけど?

菊池 研究室には所属していないんで、宙ぶらりんというか。
谷口 たとえば言語(科目)落としたら研究室留年しちゃいますね。ドイツ語がA先生(凄くキツいことで有名)だったから死にものぐるいでやったなあ……。

――言語(科目)1個落としても研究室留年するの?

森川 そうですねぇ。あと他の科目でも卒業するまでに取ればいい単位、進級するのに必要な単位、というふうに違いがあって、ちょっと複雑なんです。

――だいたい1週間のコマ数(受ける授業の時間数)ってどのくらい?

谷口 教職(の免許に必要な科目)取らなければ20コマ超えない感じですね。司書(の資格に必要な科目)とったんですけど15コマとかで、3年前期は8コマとか。3年後期は2コマとかに。(笑)

――さすがに少ない。

谷口 就活もあるしですね。基本的に文学部の調べものって家でもできますから。本持って帰ったりとか資料調べて家で読んだりとか。で、たまに発表がありますね。

――発表ってどのくらいあるの?

江夏 研究室によって全然違うんですけど、私たちは1、2ヶ月に1回とかですね。今年は人数が多いほうだったので、そんなに発表が多くはなかったですね。
菊池 卒論テーマがあって、その研究内容について定期的に発表するくらいなので、そんなに多くはないですね。

――1年の授業ってどんなだった?

森川 授業数はいま1日3コマですね。理系と比べてテストもそんなに難しいってことはないので、楽っちゃ楽ですよね。選ぶ科目によってレポートだったりテストがあったりします。

――授業はクラス単位で決まるのかな?

森川 専攻科目はクラスでとりますが、その他はそれぞれですね。


〈続く〉
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