こんにちは、副編集長のF澤です。

 

さて、「九大文学部性の本音」は最終回!
・バイトをどう選ぶ?
・文学部の恋愛事情
を中心にお送りします!

※Part1はこちら!

※Part2はこちら!

 


 

 

九大生が自分の学部・学科がどんなところか本音で語る覆面座談会です。
今回も、前回に引き続き文学部の学生四人が語ってくれます。
では、どうぞ。


■プロフィール
谷口 4年生女子。4月からは就職。
菊池 3年生男子。主に肉体系バイトと部活に明け暮れている。
江夏 2年生。ふわっと系女子。
森川 1年生男子。なぜか工学系のサークルに所属している。


文学部のアルバイト
――バイトはどんな感じですか?

森川 これ言っちゃうと身バレしそうなんですが、親がもち屋をしていて、それのお手伝いをしてお金をもらってます。

――機械ですか?

森川 機械ですね(笑) 

(天の声)いちいち杵と臼でついたらきりがないでしょ

菊池 僕はXYZのテレビ収録アシスタントをしています。
重たい三脚とかカメラ持って走り回ってます。
たまに1日14時間って時もあったり、この前はいきなりお前広島行けって言われて行ってきましたね(笑)
人にはあんまりオススメしないっす。楽しいんですけど。

――それ、バイト?

菊池 よく言われます(笑)
谷口 私は本が好きなので、最初は本屋で働いたんですけど、
菊池 ぽい。
谷口 本屋って、本好きの人がやるよりは、覚えるのが得意な人とか、アクティブな人が相性いいみたいなんですよね。
お客さんからあの本はどこですかって言われても、本の内容、作者、文献も細かくわかるのに、本の場所は何にもわからない、みたいな(笑)

――なるほど。何系のバイトが多いのかな?

谷口 飲食が多いですね。
菊池 カメラアシスタントはほぼいないですね。
塾講をしている人が結構多いみたいなんですが、怖くないですか?
すごいなぁと思って。
谷口 ちゃんと授業できてるなぁと思い始めたのは1年くらいしてからじゃないかな。

――自分ができる科目を教えるとだいたい大変なことになりますよね。

菊池 なんでわからないの? みたいなかんじなんですか?
谷口 なんでわからないのというよりは、これを分かるようにするにはどうしたらいいという答えが浮かばないみたいな。
森川 名選手が名コーチ、には必ずしもなれないということですね。
江夏 なるほど。

――あとやたら模試の採点いない?

菊池 あー、たしかに。基本寝てるみたいな。
谷口 採点室がみょうに温いんだよね。


■文学部の恋愛事情

――男女の関係ってどんな感じですか?

谷口 女の子どうしの仲がいいので、女の子の中だけで完結しちゃうんですよね。
江夏 わかります。だいたい女の子だけで会話が成立してしまって、結局男の子が入る余地がない感じですよね。

――ってことはあんまり男子と女子が話す機会はない?

谷口 男女比の割にはない、みたいな感じですね。
男は男で、女は女で十分ってなるし。
わざわざ交流しにいかなくても、って感じですね。
菊池 1年のときの人たちとは会わなくなるので、実際1年の時だけですね。
谷口 1年どうしでくっつくのはよくあるし、1年の時にくっついた人たちはずっと続いてるイメージがあります。
森川 正直自分は文学部内でのつながりがほとんどなくて工学部ばかりなので、
一同 笑
森川 あんまり文学部のイメージの参考にはならないかもしれないです。

――学部内で付き合ったりっていうのはどうですか?

谷口 ないわけじゃないんですけど、やっぱり研究室にいっちゃうと範囲が小さすぎて。
でも、研究室自体は縦に幅があるから、「先輩と後輩」ってのはあるかも。

――実は機械航空の座談会のときに、(編集でカットしましたが)「文学部の女性にすごいあこがれがある」という声がありまして……。
谷口 やったー。(笑) ってこれ本気で照れたらなんか……。
菊池 文学部の中の男子からの目線で言うと、たしかに女子が多いのは嬉しいですけど、そこまでではないというか。
たぶん工学部が女子が少ないっていうのがあるからあこがれが強いのかもしれませんね。
谷口 華やかさで言ったら文学部女子というよりも経済学部女子のほうが華やかですよ。
江夏 華やか華やか!

――文学部女子には「おしとやか」イメージがあるみたいです。

谷口 自己紹介とかで文学ですって名乗るとだいたい落ち着いた人って思われるみたいですね。

――だけど実際は違う?
谷口 残念ながら自分はおしとやかではないなって思いますけど、やたらおしとやかって思われるんですよね。
多分あんまり関わりのない工学部の人とかは、そういうおしとやかイメージがあると思うんですけど……しばらくはおしとやかイメージが続いて、ちょっと仲良くなると本性が見えてくるというか。
たまに突っこんだ話になったときに、あれ? みたいな(笑)
一同 あー。
江夏 女子同士でもありますよね。
谷口 そうそう! 1年生の時に思ってたイメージと違ったりする。
菊池 なんか文学部を選んだ人のキャラを想像してみたらわかると思うけどね。
オタク臭っていうか……。
谷口 文学部って言ったら、教室で静かに本を読むみたいなゆったりとしたイメージがあるのかなって。
菊池 基本的に変人、オタクのどれかは当たる気がするかな。
普通の子っているのかな?濃くない子っていうか。
一同 うーん。

――文学部のなかではあんまり恋愛とは縁がないみたいだけど、そういう話にはならない?

谷口 恋愛小説のなかの話をしたりはしたりするんですけどねぇ……ここの考え方は共感できないとか。
あとは男子の中でも女子と同じノリで話せる人は話したりはしますね。
でも、そういう恋愛の話にはならないというか。女子友達って感じで。

――恋愛相談だけされるみたいな。

一同 そうそうそうそう!
菊池 自分もそっち側かもしれませんね。
谷口 文学部どうしでつながらずに、文学部女子が文学部男子を回避する感じは少しわかるかもしれないですね。

――え、回避するの?

谷口 まぁ回避するっていうか……
菊池 自動的にそうなるというか。
谷口 やっぱり1年生の時が狙い目というか。他学部とくっつくことのほうがやっぱり多いですね。
江夏 恋愛ネタではあんまり盛り上がらないよね、っていう話は結構しますね。
谷口 うん。

――バイト先で恋愛とかになったりすることはないんですか?

谷口 自分はあんまりバイト先でってのは好きじゃないんですよね。別れたあとが気まずくなるので。
一同 たしかに。
谷口 あと、文学部の中だったら、小説読んで「この状況でヒロインのこの発言はないわぁ」とか「ここでしょ!」とかは話したりしますね。
菊池 自分と登場人物を重ねて、みたいな、そういうのはありますね。
谷口 この発言はこうこうなんだよなぁ、とか。ここじゃないでしょとか。
菊池 批評なんだよなあ。

――批評……。(笑)

谷口 誰かの恋愛話をしてても、これはあなたこう思ってるでしょみたいな、全部批評スタンスで話を聞いてしまうことが多いというか。
同情して盛り上がるというよりも、それを否定するというか、なんか批評型の会話になっちゃうんですよね。

――うーん。ということは1年生の頃がチャンスなのかな。

江夏 ……課題共学(基幹教育という1年生全員が受ける授業の1つ)とか。その中でできたりとかはあるよね?
菊池 あー聞いたことある!
江夏 いるくない?
森川 うん。
菊池 学部こえて関われるとこだもんね。でもなんかここまで来るともういいやってなりますね。
谷口 わかるかも……ほんとあんまり恋愛相談とかしないですね。事後報告。(笑)

――ほんと全体的に機械航空とは全然ちがう感じで、面白いというか。

菊池 これが文学部のリアルです!
森川 うん。

――全体的に恋愛ネタとかにはテンション低めというか。

谷口 なんか提供できるネタがなくてすいません……

――すいませんって(笑)

谷口 付き合ってもころころは変わらない感じはありますね。あとは、このひと気になってたんだけど、発表の準備してる間にどうでもよくなってしまったとか。

――えっ?

江夏 自分も発表に追い込まれてる時は途中から別のことはどうでもよくなってくるとかよくありましたね。
菊池 男同士でもあの子とどうなったとかいう話で1回は盛り上がるんですけどそのあとは何もないですね。
谷口 そうなんだ、ってなってそのあとは何もないみたいな。

――そうだと言われたらすごく納得するというか。(笑)
まぁそんな感じですかね。ありがとうございました。  

〈完〉



まいど好評の覆面座談会、今号で「文学部」はおしまいです。
今回の座談会、初対面の4人でやったのですが、文学部の気質なのか、あるいはなんかミスったのか、どうも盛り上がりにかけるという声もあり……
次回は思う存分ホンネを語ってもらおうと秘策を練っています。

U木「秘策ってなんですか?」
編集長「○○ながら話そうかと。」
U木「○○ながらはいかんでしょ!」

いいの。そのほうがおもしろいから。

覆面座談会、第3弾は「農学部」を予定しています。
どうぞお楽しみに!
こんにちは!
副編集長・F澤です。

さて、今回の「九大文学部性の本音」は
・どうして文学部へ?
・高校生の時と違うことは?
・大学生の勉強とは?
を中心にお送りします!

※まだPart1を読んでいない方はこちら!
 



九大生が自分の学部・学科がどんなところか本音で語る覆面座談会です。
今回も、前回に引き続き文学部の学生四人が語ってくれます。
では、どうぞ。


■プロフィール
谷口 4年生女子。4月からは就職。
菊池 3年生男子。主に肉体系バイトと部活に明け暮れている。
江夏 2年生。ふわっと系女子。
森川 1年生男子。なぜか工学系のサークルに所属している。


■文学部生の志望理由
――なんで文学部を選んだんですか?

森川 僕は歴史をやりたかったので。
江夏 歴史っていうのが高校生の時のイメージと違ってくるなと思ってて、高校時代はもとある歴史を覚えていく形だけど、大学での歴史は自分から発掘していくというか。自分で文献を探しながら、歴史をどう解釈するか、というのを考えていますね。
森川 高校までの歴史は歴史家が作った歴史を学ぶ学問で、大学の歴史は自分で作っていく学問だって聞いたことがあります。
菊池 おー。名言っぽい(笑)

――じゃあ、高校生までに当然覚えておかないといけない歴史は当たり前に覚えていないといけないんだね?

森川 はい。
江夏 私も歴史が好きで、九大のオープンキャンパスに来てみて、○○史(身バレ防止のために伏せてます)ってどうかなって思ってたら、○○史が独立してあるのは九大だけみたいなんですよ。

――おー。珍しいな、とは思ってたけどこれって九大だけなんだ。

江夏 九大の研究施設とかも△△政府(同じく、身バレ防止のための伏せ字)から支援してもらったりしてるらしいです。高校時代に△△の成史問題とかに興味を持って、もっと学びたいと思ったので。

――みんな、割とちゃんとした理由があって入ってるんですね。(笑)

谷口 私は将来なりたいことっていうのがなかったんで、でも理系は違うかなって思ってて。それなら高校時代からずっと本が好きだったので文学部がいいかなって思いました。
菊池 ベタ……。(笑)
谷口 まあ、そうですね。最初は他の学部でもいいのかなって思ってたんだけど、いざほかの学部に入るとたぶん文学部に嫉妬すると思ったから文学部に行こうかなと。
江夏 嫉妬ですか?
谷口 うん。本当は文学部に興味があったのに、っていうか。いいなあ好きなことがやれて……っていう気持ちになるだろうなあ、と思って。
菊池 僕はとある田舎の山の方にいたんですけど、高校入試ミスっちゃって、めっちゃ頭悪い高校で偏差値40台のとこに入ってしまったんですよ。ほんとにこんなとこで、やばいと思って。このままじゃやばいと。

――それで九大を。

菊池 はい。完全にネームバリューで九大がいいと思って選びました。

――文学部にしたのはどうして?

菊池 数学苦手なんで経済はないな、と思って(笑) で、文学部なら行けるかなって思って選びました。


■高校生の頃と大学に入ってから
――文学部に入ってみて、イメージとのギャップってありますか?

谷口 先生によって自由度が違ったりするので、自分の好きな形で学べるかどうか、しっかり調べてからじゃないと満足できないかもです。

――と言うと?

谷口 たとえば研究対象になる本の種類が決まってたりするんです。いつの時代の作品までしか扱わないとか、こういうジャンルはやらないとか。私は熊大のオープンキャンパスに言ったときにそのことを知って。それからきちんと調べたんです。事前調査は大事ですね。
森川 僕たちの研究室は好きなのやっていいよって感じです。教授はほぼ関わらないというか、なんかよくわからないというか。
江夏 やっぱり東アジア系やりたい人にはおすすめですね。福岡っていう地理的なこともあると思うんですけど、九大には東アジア系の研究をしている先生が多いのと、留学先の大学が多いですしね。
森川 留学したくて文学部に来る人は多い感じがします。
江夏 確かに。東アジア系に限った話ではないですけど、多いですね。

――じゃあ、大学に入って「どんなことがやれるのか」ってことを知っておくといいのかなあ。高校生のときに。

江夏 そうですね。
谷口 私は趣味で学部を選んだんですけど(笑)、実際に入ってみて、ほんとに趣味を突き詰めるだけで勉強がすすんでいくので、これでいいのかな、みたいなことは思ったりしますね。

――なるほど。

谷口 あと、みなさんが思ってるほど本好きが集まってるわけじゃないみたいですね。

――あっ、そうなんだ。

谷口 はい。意外とみんな本読まないんだ、っていうのは入ってから驚きました。
菊池 うんうん。
谷口 結構本は勉強として捉えてる人が多いみたいですね。文学部がみんな本を読んでるわけじゃないんですよ。
江夏 そうですね。

――高校のときにやっとけば良かったことってありますか?

一同 沈黙

――高校生までの勉強は関係ない?

森川 ……ですね。(笑)
谷口 英語はやっとけば良かったってなることが多いかもしれませんね。英文(学)だと英語で書かれた文献を読むことは多いので。言語は基本的に自分で勉強してこいって感じなので、英語を勉強したいと考えて文学部に来るのはおすすめはしないですね。英語は読めて当たり前の感覚で進んでいくので。
菊池 思ったのは、高校時代の歴史とか地理とかって、教養として身につくじゃないですか。こういうところが文学部の研究にとって背景になることとも多いので、教養を身につけるのはいいかもしれませんねぇ。
谷口 そう、教養ですね。ないならないで支障はないし、知らないなら知らないで卒業はできるんですけど、やっぱりあったほうがいいなって思うことは多いんですよね、結構。

――具体的には、って言われても難しいですよね?

谷口 うーん。そうですね、でも、そういうのは入ってからでもできるかもしれないですね、大学に。文学部は自分の勉強をしたり、本を読んだりする時間は結構あるほうだと思いますし。
菊池 自分の時間の使い方は結構大事かもしれませんね。一年生のときに少人数セミナーで社会学をとってたんですけど、自分で教養を勉強しとかないと、全然レポートかけないみたいな。


■文学部生の勉強
――大学の勉強って忙しいですか?

谷口 私はもう専攻の授業はないですね。さすがに少ないと思って2つ聴講してます。文学部は基本ほったらかされるので、気づいたらやばいな……みたいな人はいますが。

――卒論があると思うんですけど。

谷口 自分で聞きに行けば相談に乗ってくれるけど、基本的に先生からいついつ来なさいとかの招集はないですね。
江夏 あんまり教授から自分たちに接触はなくて、自由にやりなさいって感じなんです。本当に学生が困ったときは来てくれますけど。
谷口 でも先生を頼る時も少し難しくて。卒論の構想がわかりませんっていうのじゃ教授も何も答えようがないので、具体的に質問が出来る準備が大事ですよね。委ねられてる感がありますね。

――ちゃんとやる人としない人で差が生まれちゃうのかな?

谷口 でも留年はないんですよ。
菊池 研究室留年はありますよね?

――えっ、どういうのですか?

菊池 私が説明させていただきます!(経験者は語る顔) 2年生になる時に研究室が決まるんだけど、必要な単位が足りないから研究室を選べないで、とりあえず2年生になる状況ですね。

――形式的には2年生になれるけど?

菊池 研究室には所属していないんで、宙ぶらりんというか。
谷口 たとえば言語(科目)落としたら研究室留年しちゃいますね。ドイツ語がA先生(凄くキツいことで有名)だったから死にものぐるいでやったなあ……。

――言語(科目)1個落としても研究室留年するの?

森川 そうですねぇ。あと他の科目でも卒業するまでに取ればいい単位、進級するのに必要な単位、というふうに違いがあって、ちょっと複雑なんです。

――だいたい1週間のコマ数(受ける授業の時間数)ってどのくらい?

谷口 教職(の免許に必要な科目)取らなければ20コマ超えない感じですね。司書(の資格に必要な科目)とったんですけど15コマとかで、3年前期は8コマとか。3年後期は2コマとかに。(笑)

――さすがに少ない。

谷口 就活もあるしですね。基本的に文学部の調べものって家でもできますから。本持って帰ったりとか資料調べて家で読んだりとか。で、たまに発表がありますね。

――発表ってどのくらいあるの?

江夏 研究室によって全然違うんですけど、私たちは1、2ヶ月に1回とかですね。今年は人数が多いほうだったので、そんなに発表が多くはなかったですね。
菊池 卒論テーマがあって、その研究内容について定期的に発表するくらいなので、そんなに多くはないですね。

――1年の授業ってどんなだった?

森川 授業数はいま1日3コマですね。理系と比べてテストもそんなに難しいってことはないので、楽っちゃ楽ですよね。選ぶ科目によってレポートだったりテストがあったりします。

――授業はクラス単位で決まるのかな?

森川 専攻科目はクラスでとりますが、その他はそれぞれですね。


〈続く〉
こんばんは!
今週からWEB版更新を任されました、副編集長・F澤です。
編集長が紙面版の発行に追われているので、暇そうにしていた私に矛先が向いたようですね。
更新頻度は週1回くらい……善処します。

さて、今回から「九大文学部生の本音」を3回にわたって大公開。
Part1では「”文学部”って何するの?」という疑問を解決(できるかも)。

 








九大生が自分の学部・学科がどんなところか本音で語ります。
第2弾となる今回のゲストは文学部の学生4人。
文学部と工学部の学生の気質の違いなのか、前回までとはうってかわって異なるテイストになりましたが、では、どうぞ。
このテイストの違いから文学部生の気質をも感じていただければ幸いです。


■プロフィール
谷口 4年生女子。就職も決まってあとは卒論を終えるだけ。
菊池 3年生男子。主に肉体系バイトと部活に明け暮れている。
江夏 2年生。ふわっと系女子(想像してみてね)。
森川 1年生男子。なぜか工学系のサークルに所属している。(うっかりするとこれだけで面が割れる)


■文学部で学んでいること
――文学部って高校生からすると何をやってるのかわかりづらいと思うんですね。
それで、それぞれ研究室があると思うので、自分の研究室はこうだよ、というところから話を聞きたいと思います。

菊池 そもそも研究室が――ほかの(自分の所属していない)ところはわかんないんですけど、4つくらい系統があって、文学系と人間科学系と……
江夏 哲学系!
菊池 そそ! あと……
江夏 歴史学! (笑)
菊池 ありがとう。
谷口 歴史学、哲学、人間科学、文学系。 そそ! そんな感じになってて、で、人間科学系は社会学とかあるんですけど、自分はその中の心理学にいるんですよね。大学によっては心理学部っていうのがあるとこもあるんですが。

――どんなことをやってるんですか?

菊池 まだそんなにガッツリやってるわけじゃないですけど、たとえば、こう物体があるのを僕達は見て立体ってわかるわけですけど、それは、僕たちが両目で見てるからであって、じゃあ片目で見てもなんで立体に見えるのか? ってことを研究したり。それはどういう要素が関係しているのかとか、影がどうであるからとか。

――それは心理学なんだね。理系っぽいけど。

菊池 はい。そういう理論的なことであったり、まぁえっとなんだろ。 (割愛)
菊池 でなんだろ、まぁそんな感じがするんですけど文学部でやってますね。
谷口 教育学部の心理学とは違うの?
菊池 あー、いい質問ですね。 (一同爆笑)
菊池 えっと…… ――○上○(某有名ジャーナリスト)みたいだね。(笑)
菊池 教育(学部)のほうにも心理があるみたいなんですけどやってる内容は全然違うみたいで、心理カウンセラーとかになるんだったら教育のほうかなって思いますね。で、研究の方でものの本質とかを学ぶのが文学部の心理学ですね。

――なるほど。谷口さんはイギリス文学?

谷口 はい。イギリス文学なんですけど、だいたい研究室入ってから、英文学と英語学を選べるんですけど、英文学の方は小説を読んだときに、書いてある通りに読んでここのある出来事はこういう社会的背景が絡んでいるとかを調べるみたいな、それから広げる研究をするか、それか、文面通りに素直に読まずに、これはきっとこのことを暗示してるんじゃないか、ま、国語っていうか……論理的にやって、みんなを納得させられたらOKみたいな。(笑)

――大喜利みたいな?

谷口 そうですね。(笑)授業としてはだいたい読んできたやつをレジュメにまとめるなり、ここの一文はこういうことなんじゃないかとか、で、それを発表したりとか、あとは、みんなで読んできて、これああじゃない、こうじゃないってディスカッションしたり。 ――じゃあ心にダメージを負ったりも……(笑
谷口 でも今は人数がすごく多いんで、そこまでいちゃもんをつけづらい空気が若干あるんで……

―― はいはい。

谷口 私の心は守られています。

―― 少人数になればなるほどボロカス言われるというのがお決まりですが……。

谷口 英語学の方は、否定文でdoのあとにnotがくるのはなぜかとか……

――え、どういうことですか?

谷口 えっと。たとえばnotのかかってる範囲がどこ――notが否定する領域? っていうのがその中にあって、統語論って言うんですけど、なんか英文も全部が同じ次元でつながってるんではなくて、センター試験で並び替え問題ってあるじゃないですか。

――はいはい。

谷口 そういうなんか、ここはあそこにつながるよね。とか、そこの構造? について、これは成り立っていて、これは成り立っていないとか、じゃあそのつながりってなんなんだろうかとか、というところをやってるのがありますね。専攻が違うのでこのレベルでしか話せないんですけど。

――じゃあ、(江夏に手を伸ばす)

江夏 はい。ちょっと私の研究室の名前とか人数言うともろばれなんで言わないですけど……(笑)広く歴史学一般とさせてもらうと、興味あること、なんか基本的には漢文とか――まぁ地域にもよるんですけど中国・日本・韓国とかのアジア系は漢文を読んだりとか、あとは古文読んだり、向こうの言葉を読んだりとか、現地の文献を読んで物事を把握するんですけど。最初になんか、今までの学者さんが書いてあるのを読んで、ここがおかしいって思ったらそれをくつがえせるように資料集めるとか。

――ほー。

江夏 あと、そういう文献がないってなったら、資料だけ集めて、それで話しあうとか。


■研究室の決まりかた
――ところで、どこのコースが賢いとかありますか?

谷口 それは史学ですね。社学(社会学)と○○が一緒くらいで……

――インド哲学とかありますよね。

江夏 ありますね。今はちゃんと人がいるみたいで……。

――「今は」ちゃんといるって言われちゃうんだ。で、研究室配属の話ですが、2年になったら配属なんだっけ?

森川 1年の2月ごろ? に決まるとか聞きましたね。

――1年のときの成績で決まってしまうそうですが……

谷口 事務が希望者をGPA(注:高校生で言えば「評定平均」。)順に振り分けるはずです。で、4月くらいに名簿がぱって張り出されて終わりみたいな。(笑)
江夏 特に人気がある研究室でなければ、人数に空きがあるので、
谷口 だいたい希望通りになるよね。
江夏 うんうんうんうん。

――学生が誰もいない研究室がでてくることもあるってことですよね?

菊池 そうですね。

――人気のないところは学生がいないみたいな。

全員 はい……

――なんか暗い空気になってすいません。(笑)


■文学部のクラス
――2年になって研究室配属されてからは、1年の時の人たちには会わなくなるの?

谷口 遊びには行きますけど、なんか誘うことをしなかったら、2、3日見てないってのはよくありますね。
江夏 授業全然かぶりませんもんね。
谷口 だから一個一個の授業もひとが少ないですよね。そう、ドイツ語とかラテン語とかってほんとに少ないと思います。10人いたらいい方みたいな感じです。

――じゃあ学校の方では2年生以上になるとなかなか会わない?

谷口 会わないですね。
江夏 コースが一緒の子はまだ会いますけどね。あとなんかコースの中にさらにコースみたいなのがあるから、そこが一緒だと会うことがあるくらいで。
全員 へー。

――じゃあ系統が一緒の人は会うことがあるけども、系統が違うともうほとんど会わないんだ。

江夏 そーなんですよねぇ。
谷口 食堂でも会わないですね。

――食堂には結構集まると思っていましたが、お昼はみんなどうしてるんですか?

谷口 お弁当の配達があるんですよ。
菊池・江夏 あー、あれは大きいですよね。
森川 うん。
谷口 学外に行ったりもしますね。

――そうか、箱崎だとまわりにいろいろあるもんね。伊都と違って。

谷口 なのでほんとに学食ではほとんど会わないですね〜。あとは研究室にお菓子が置かれたりしてるから、それ食べたりもありますね。
全員 へー。
谷口 研究室によってやっぱりいろいろ違って、広い食事室みたいなのがあるとこはそこでご飯食べたりとか。あとは、学食横の購買部みたいなのでパンとか買って、研究室で食べるとか。でも1年生は伊都だから……。
菊池 あ、伊都か! あー、なつかしい。
森川 なんか僕が情報出すはずなのに、むしろためになる話を聞かせていただいて申し訳ないというか……(笑)


■文学部の一年生時代
――昔は箱日(注:原則として伊都キャンパスに通う1年生が、週に1回だけ文学部のある箱崎キャンパスに通って専門課程の授業を受ける日)があったけど……あれ、箱日があった世代ってどこまで?

谷口・菊池 はい(挙手)

――じゃあ、基幹教育(注:一年生の間受けるいわゆる「教養課程」の、現在の九大における名称。2013年度入学者からこの名前に)になった世代からないんだ。

谷口 基幹教育とかなかったですよね。

――全学教育(注:同じく、教養課程の旧称)だったよね。人間性・社会性(注:かつて九大の教養課程に存在した科目。さまざまな分野の学問に幅広く触れることを目的にした科目だったが……(続く))とか。

菊池 やめましょ。

――「人間性F」とかね、あったよね((注の続き)名前が名前だったため、これらの科目の単位を落とすと、成績表に「人間性 F(不可)」だの「社会性 F」だのといったある意味キツい文言が記載される、というのが大学内でネタにされていた)。

菊池 やめましょ、やめましょ。(爆笑)でも、今もそんな感じなのがあるんでしょ?
江夏 カダキョ?
菊池 あー、そうそうそうそう。

――課題協学、って名前だけでまだあんまり詳しく知らないんだけど……授業時間なのになんか学食でアイス食べてるとか聞くんですが。

菊池 えー。
森川 先生によります。

――授業に枠がないらしいね。

森川 最終的にレポートとか発表をすればいいんですよ。発表をするための話をするならどこ行ってもいいっていう先生もいるし、その場で出されたことを話し合ったりすることもあれば……

――なるほど。

菊池 違う学部の人と一緒にやる感じだっけ?
森川 そうですね。
谷口 なんかそれの文学部バージョンみたいなのは私たちもありませんでした?
菊池 少人数セミナーですかね?
谷口 あーそれそれ。この1ヶ月はこの研究室で、っていうのが決まってて。各研究室で少人数で話して。
菊池 そうそう。研究室の体験みたいな。
江夏 へー。

――昔と今でちがうんだよね。

谷口 私たちの時は大講義室で30人くらいあつまってやる、みたいな感じだったけど。そこで研究室紹介してくれるみたいな。いまは?
江夏 毎回違う先生が来て、毎回その話を聞いて、最後に誰かの先生のを選んでレポートを書く、みたいな授業です。
谷口 それだけで研究室決めないといけないんだ。
江夏 はい。 菊池 自分たちのときは授業がほぼ研究室を決めるための紹介みたいな感じでしたけどね。
谷口 うん。

――なんか箱日がなくなったのも善し悪しだね。

森川 自分は4年で伊都に戻る(キャンパスが移転する)から家をどうしようかと。結構大変なんですよね……。

〈続く〉

なんか今回は研究室の話ばっかりになりましたが、次号は「文学部に入った理由」や「入ってみてどうだったか」を中心にお届けします。
お楽しみに!
お久しぶりです。しばらく更新が止まっていて申し訳ありませんでした。

まずは「九大工学部機械航空工学科生の本音 Part 3」をお届けします。


九大生が自分の学部・学科がどんなところか本音で語る覆面座談会です。今回も、前回に引き続き人気の工学部機械航空工学科の学生3人が語ってくれます。では、どうぞ。

 

機械航空工学科の男子

——工学部男子って、割とこういう感じ?

神田 男子校のノリの子多いよね。

松本 服とかにこだわりない人多い。

大川 それはあるかも。

——ステレオタイプ的なチェックシャツとか?

松本 いや、チェックはいないですよ。

——もう時代遅れ?

松本 全面チェックって実際いるのかって言うと、一人くらいしか思い出せないよね。

大川 そう、チェックいないんです。

神田 夏はボーダーで、冬はもっさりパーカー。

大川 パーカーめっちゃ多いよね。

松本 サークル着というかね。あと、やたらクロックス多い。

松本 3年になって思ったんですけど、後輩を見た時に大学になりたての時はみんな、キラキラした服装とか、寒くないのにわざわざニット帽かぶったりして。

——あ、1年生?

松本 そう、おしゃれに頑張ってる人いるんですけど、自分は昔もそうだったんですけど、3年になったらもうね、パジャマのままでもいいんじゃないって。

神田 だって中学生の私服みたいな子もいますからね。ちょっとあれはびっくりする。

松本 チェックに関しては、めちゃくちゃびっくりしました。チェックだらけって思ってたので。

——チェックっていう情報は出回ってたの?

松本 出回ってませんでした!?

神田 チェックのイメージがあるって言われてるから、みんなあえてチェックを着ない。

大川 服装のことは気にしてないようでいて、それくらいは頭を使っているという。

神田 でもちゃんとしたところまでは至らない。


機械航空工学科の女子

——こんどは女子の話を。

神田 女の子はほんとに彼氏いるひとばっかりだけどね。

——うんうん

神田 一番多い時で、7人中6人いた。

松本 機械航空の女の子はクラスの中でできる子が多いですよね。同期も(そうですし)。

——女子は期待して入ってもいいんでしょうか。

神田 めちゃめちゃ期待していいんじゃないですか。先輩も後輩も男しかいない。

松本 そういうのもあるから、テストの過去問が入りやすいですよね、女性は。

神田 あ、うん。(深く頷く)

——縦のつながりで?

神田 縦のつながりで、せんぱーい、何か持ってないですか? って。

松本 で、俺ら男子は、テスト期間、女子にすがってるんで。

——縦の女子会とかはないんですか?

神田 一年に一回やってますけどね。

大川 えー、知らなかった。

神田 1・2年生メインで、あと3・4年生がちらほら。

松本 あ、あと、機械工の女子は、意外と飯がっつり食うという。

神田 そうね、みんなで焼肉行こうとか。

松本 振り返ったらとり天定食、親子丼とか。理系女性のイメージ一気に崩れたかもしれない。(笑)

——がっつり系ですね。男子は?

神田 意外と食べない子も多いよね。

松本 なんか胃が弱い子が多いです。

神田 ちょーわかる!

大川 わかるわかる。

神田 めっちゃ男の子らしく食べる子もいるけど、学食でもう食べれない……みたいな。


入って良かったこと

——機械航空に入ってよかったこととか、ありますか?

松本 自信もってここっていうのは、他のところで九大の機械工って言った時に受けがいいってことくらい?

神田 他の学部よりは最先端のものに触れられる機会は多いかな、特に高学年になったら。私とかめちゃめちゃいい施設とか使わせてもらってる。

——○○リ○グ○(身バレ防止のために伏せ字)でしたっけ。あんな国際的な施設使えるってすごいですよね。

神田 一回の実験で何百万使えるしね。お金持ちだと思う。

大川 文化的なところで、真面目な人が多い。大学生で、学校に行ってないという状況にはなりにくいかな、いって真面目にやってるんです。

——留年とかはないんですか?

神田 普通にやってれば、まずない。

神田 あとは……就職先が多いとかっていうことは調べたらいくらでも出てくるし。

大川 象徴的なエピソードとしては、一部上場企業の推薦枠が余るとか。

神田 成績最底辺でも○○タ(大手メーカー)に行けますよって。

——このあたりは学外には伝わってないでしょうね。

神田 あとは(就職先の)選択肢が広いくらいかな。

——あんまり頑張らなくてもいい?

三人 そんなことはない。

神田 がんばったらがんばっただけかえってきますよ。機械(機械航空工学科内の機械コース)は研究室とかも成績で全部決まるし。

——そういえば、ここには航空(航空コース)の人がいない?

神田 だってレアキャラですからね、航空って。

——6人に1人くらいでしたっけ。

神田 そうです。航空の先輩面白かったよ、この前。南極に半年間行って、飛行機飛ばしてきたって。ペンギンと遊んできたって。

——じゃ、そろそろ時間ですので、南極にも行けるかもしれない機械航空工学科、といったところで、終わりにしたいと思います。ありがとうございました。

 

次回からは「九大文学部生の本音」をお送りします。文系の人もどうぞお楽しみに。

また、今後の記事では要望の多かった「どんなサークルがあるの?」「みんなバイトはどうしてるの?」にもお答えしていきます。

 お待たせしました。11月30日公開って言ってたのに遅くなってごめんなさい。



 九大生が自分の学部・学科がどんなところか本音で語る覆面座談会です。今回のゲストは、前回に引き続き人気の工学部機械航空工学科の学生3人。では、どうぞ。


機械航空工学科の志望理由


——どうして機械航空工学科を受けようと思ったんですか?

松本 自分が機械航空工に来たのは、工学部やったら何でもよくて、なかでも成績が良いのどこかなあって言ったら……っていう、いわば他人の評価で決めたから、ですね。

神田 それはちょっとあるかもしれない。

——成績が良い人が行くところ、みたいな。

神田 確かに。そういうイメージ。

松本 で、結構まわりの人に言っても、九大っていうのを知っている人は、「花形だねえ」みたいないことを言ってくれて。

神田 それはちょっと、私もありますよ。なんか一番偏差値高いし、っていうのと。でも、ロケットとかロボットとかも面白そうだなっていうのはあったんで。

大川 イメージですよね。もの作ってる、っていう。だからぼくも、さっき松本くんが言った(※前号に掲載。web版でも読めます)、実際に作ったりはしない、っていうのは、結構入ってから気づいて。

神田 ちょっと衝撃的じゃない?

大川 そう。ちょっと衝撃的でした。

機械航空工学科とサークル

——サークルに入っている人はどれくらい?

大川 多いと思います。

——ほとんど入ってる?

松本 一つも入ってない人に会ったことがない。

神田 いるにはいるけど。

大川 僕も今は入ってないですね。でも、他にはあんま聞かないかも。

松本 何かには関わってるよね。

神田 私も漫研だからね。

神田 ところで、機械航空の男の子、なぜか男の子ばっかりのサークルに入ってる。

松本 あー。そういう人多いですね。

——そういう体質なんだね(笑)。たとえばどんなサークル?

神田 ロボコンだったり、鳥人間チームとか。

松本 なんだかんだいって(女子の多い)テニスサークルとかも多いですけどね。

大川 まぁそういうサークルに入る人はどこも一定数いるんじゃない? 
 

機械航空工学科の恋愛事情


——男子がとても多い学科ですが、恋愛事情はどうなっているんでしょう。

松本 そんなのひとつもないですよ、機械航空に。

神田 えー!

——なにも起こらない?

松本 そう。なにもないっていうのを、入って3週間ぐらいで察するから……天神に出ますよね。

神田 えっ? ウソでしょ?

——ナンパってこと?

松本 いや、ナンパじゃないですけど。(バイトとかで)女性とのつながりを求めにいく。

——サークルとかは?

松本 もちろんサークルも入った上でですよ。できるとこはもう全部手を出す。(笑)サークルは(メンバーの)8割が文系のところを。

——大学生になったから彼女ができる、みたいなことは起きないんですか?

大川 きびしい。

松本 きびしい。

——(クラスの女子の)取り合い合戦とかはなかったの? 告白合戦とか?

神田 うちの学年の女の子、入って一か月で彼氏つくってましたよ。

大川 逆に(男子からは)手を出しづらい……

神田 めっちゃわかる!

松本 女性の前でなんですけど、女子の方が片っ端から手を出して……

神田 わかるわかる。(爆笑)

大川 「機械航空あるある」ですよね。

松本 あれっ? 三日前くらいまであいつだったのに、今日は別のやつに変わってるじゃん、みたいな状況が、しょっちゅうありますよね。

神田 女の子が男の子(を酔わせて)つぶして家に持って帰っちゃったりとか。

松本 男からとりにいかないんですよ。女の子が強い。

神田 めっちゃ強い。みんな手が早い。

松本 大学の恋愛って普通そうなんじゃないかなって思ってしまう。

神田 普通じゃない普通じゃない。(爆笑)

——女子目線ではどうなんですか?

神田 私は、女の子クラスに一人しかいなかったし、男の子の友達さえもなかなかできなかったから(そういうのとは無縁でした)。

 友達はもうガンガン行ってましたけど。人によるってのはあるけど、確かに積極的な子は多い。

——なんか、一人喋らなくなった人がいますが。

大川 別にいいじゃないですかぁ! 

松本 頑張んなくても寄ってくるとか?

神田 まじで?

大川 寄ってこない!(しばし沈黙)……なにも出てきませんよ!

松本 女の子には人気あるんですけどね。

大川 でも、女の子は難しいって! だから、そう、科目でほしいよね。「恋愛学序論」(※注)みたいな。(爆笑)

神田 需要はある!

松本 「恋愛学・同演習」(※注)みたいな。

神田 機械航空(の男子の)半数くらいには絶対必要だからね。機械航空って、人生で一回も彼女できたことのない人、結構いるよね。

松本 結構いる。

——だいたいどれくらい?

神田 三分の一くらいいるんじゃない?

松本 三分の一は絶対いますよね。

——ちなみにこの中には。 

神田 一回も?

松本 一回も?

大川 彼女っていう形ですよね?

一同 えっ!?

大川 えっ!

神田 え、いたことあるでしょ?

大川 これ言うと理解されないんですけど……

中略。

神田 めちゃくちゃ彼女途切れてなさそうだけどねぇ。

——大学入ってから、何もそれらしいことがない?

大川 僕は割と、さっき言った男社会で生きてきたたちで、僕が行くとこってあんまり女子がいないコミュニティで……

——なんか急に饒舌になってきましたけど、そういう(男社会で生きている)感じでずっときてる人も結構いる?

松本 見ててむっちゃいる感じはある。俺も大学入るまで一人しか(付き合った相手が)いなかったですから。文系とか歩いている人達とか見てたら、いっつも女の子が横に何人もいるみたいなイメージがあって、だから(この座談会で)自分のこと話すの恥ずかしいなって思ったんですけど、でも機械航空だと……だいたいこんなもんですね。

神田 えー、二人とも彼女がいるのかと思ってた。

——二人とも顔も性格も悪くなさそうなのにね。

神田 そうですよね。

大川 いやぁ、ないんですよね。

——じゃあ、神田さんとかどうですか?

大川 その質問、正解あるんですか!?

神田 一緒に飲みに行く? 飲みに行く?

大川 ほら! 機械航空(の女子)はこうやって……こういうことです!(爆笑)


(※注「恋愛学序論」「恋愛学・同演習」……文脈でわかるかもしれないが、大学の講義名になぞらえている。ちなみに「○○学・同演習」というのは、講義と演習がセットになった科目。「恋愛学・同演習」の演習ってなにするんでしょう。)
 

——男子って、女子とあまり触れてこなかったというか、純粋培養みたいな人が多い?

松本 男としての魅力がなさそうに見えちゃうんだろうなって人が多い。女性から見ると、頼りたいっていう人がいないのかなって。

神田 そういう子は彼女とかいないな。

——あんまり興味なかったりもするわけ?

神田 いや、それはない。

大川 (恋愛のことになると)照れる人多いよね。

(天の声)おまえだよ!

松本 こういう話をしてる時点で無理だと思うんですよ。彼女とかいるわけないやんみたいな話をしている時点で幼いなって思うんですよ。

——でも安心する人もいるかもしれないですね。

松本 確かに。思ったよりも似たような人が多くて。

神田 地味で奥手な子が多い。逆にめっちゃ積極的な男の子はめちゃめちゃモテてるけどね。

松本 ギャップができますもんね。

神田 成績よさそうなのに、機械航空なのに、

松本 チャラいっていう。

神田 それがもてるからねー

松本 理不尽ですよね……

(天の声)おまえなんで彼女いないんだ。

大川 チャラくなった方がいいのかなぁ?(笑)

神田 あと、車をもってたらちょっとモテるね。

松本 それはあります!(※松本は車を持っている)

大川 そうなんだ。

神田 プラスポイントだと思う。

松本 車があるだけでいいよ、って結構言われるんすよ。

(天の声)車がモテてるんじゃない?

〈次号に続く〉


次回(12月11日発行予定)も引き続き機械航空工学科生の生活と素顔をお届けします。中の人から見た機械航空工学科のいいところも語ります。お楽しみに。